ABOUT

​明治10年創業『河合香草園』

​■伝統の継承×最新技術が切り拓く水石の未来
​ 水石(すいせき)とは、一石の中に大自然の風景を見出し、自然の造形を愛でる日本独自の文化です。かつては織田信長や豊臣秀吉、明治天皇といった歴史上の偉人たちも、石の中に宇宙を見出し、心の安らぎを求めたと言われています。

​ 私たち「河合香草園」は、明治10年の創業よりこの美意識を大切に守り続けてきました。現在は3代目が園主を務め、その孫にあたる私が5代目として、この伝統を次世代、そして世界へと繋ぐ挑戦をしています。

 ​私は大学・大学院での3年間、機械加工の研究に打ち込んできました。その中で直面したのが、水石を支える「台座」を作る職人の減少と高齢化です。特に大型の台座を作れる手は、今まさに失われつつあります。
​「このままでは、日本の誇る文化が途絶えてしまう」
​その危機感から、私は自らの専門である「5軸NC加工」という工作機械技術を水石の世界に持ち込みました。最新の精密加工技術を使えば、職人不足で困難となった大型の台座も、石の魅力を最大限に引き出す形で作ることが可能です。

​ 140年以上続く伝統の「眼」と、現代の「技術」。その両輪で、日本が誇る「SUISEKI」の感動を世界中へ届けていきたい。それが、河合香草園の新たな歩みです。